「おちりん」って何ぞや？
つまみ細工の花びらを葺く台のひとつで、ワイヤーが通してあるものをいいます。
響きがいいので、由来を調べようとしましたが、不明らしいです。
おかみはあんまし作らないんですけどね・・
前に七五三のコームを作ったときくらいです。
立体的になるので華やかですよー。
ワイヤーがくるくる回るので、おかみは布の下にして、閉じて使ってます。
固定されて後々やりやすいです。
葺く時の凸凹感もそんなに思ったことないです。
ワイヤーは#24の太さのもでも指で簡単に曲げられます。
輪っか部分は台紙の大きさに合わせて曲げてください。
形は楕円でも真ん丸でもいいと思います。
ワイヤーの長さも作るものに合わせて切ります。
普通のはさみで切れます。
色も何種類かあるので、つまみ細工の雰囲気などに合わせます。
白いのが何でもいけるかもしれません。
作ろうとしたときになかったので緑ですが・・
「おちりん」
なんか可愛い響きです・・
平面の花台から、スキルアップ！！
スチボールという発泡スチロールの球を使って花台を作っていきます。
より華やかになりボリューム増しになります。
ただ、これで作るつまみ細工は気合がいるかもです・・折る花びらの枚数がどーんっと増えます。
一心不乱に・・何も考えたくないときに・・気持ちを切り替えるときなど、ちょっとしたメンタルサポートにもなるかも？
とにかく・・基本なので。
やってみてください。
今回は球のスチロールを半分に切って、半球にした花台の作り方です。
大量の花びらを葺くのはまたの機会に・・
隠れる部分ではありますが、こーいったところも「こだわる」ことが浸みます。
伝統工芸ってココでいうと怒られそうなんで、多くは語りませんが。
ボンドの量の調整とか、作ってるうちに身につくので、とりあえずはチャレンジですかね・・
後に出てくる「おちりん」の半くすスタイルは、平らな花台にワイヤーを入れたものなので省略かな・・
写真撮影したら、追々ココに追加しておきますね・・
前回は5枚の花びらだったので、今回は6枚の場合の葺き方です。
基本的には同じですね・・
対角に葺いていく・・これだけ。
あとは枚数が増えても同じです。
剣つまみは枚数が少ないと倒れることが多いので最後の調整はキレイにしておくといいですよ。
この1個でヘアピンとかヘアゴムを作ってもかわいいです。
始めたころにピアスを作っていました。
また基本の花台作りが全部終わったら、いろいろなものへのアレンジも紹介していきたいと思います。
「葺く」というのは花台に花びらを置いていくことをいいます。
せっせと作った花びらを葺いていくのは出来上がりが見えてきて楽しいです。
まずは基本を覚えて、色んなアイデアで自分の作品を作ってくださいね。
今回は5つの花びらで葺いていきます。
ガイドは使いやすいように作りました。
偶数なら対角が直線なのでわかりやすいですが、奇数になるとなんとなくココみたいな感じになるので・・
少しでもキレイに作って満足感に浸りたいですよねー。
追々ダウンロード印刷できるようにしていきます。
久しぶりに100個以上の花びらを作ってると、ボンドで指先がガサガサ・・
お手手のお手入れもしながらやってください。
生地にも引っ掛かることが多くなるので大事です。
丸つまみは基本の折り方です。
雰囲気としては丸みがあるので可愛らしい、ふんわりした感じになります。
最後の工程で花びらを広げずにひだを残したまんまでも好きです。
子どもの七五三の髪飾りによく使われています。
素材を変えたり、色を変えると雰囲気が全然変わってくるので色々試したくなります。
まずは基本の作り方を覚えて・・
ヘアアクセサリーや雑貨として・・もちろん王道の簪でも使えます。
まだまだお家に籠ることも多い世の中だと思います。
チャレンジの機会になると嬉しいです。
YouTubeにも作り方を動画でアップしています。
ボンドでつまみ細工：丸つまみの花びら作り方 - YouTube
